最近の世の中は、おかしなことばかりです。
昨年、一度、米の話をしましたが、先日、やっと「備蓄米の放出」が発表されましたが、とにかく遅い。
発表から放出までの時間が長く、放出量は不足解消にはほど遠い21万トンという少量、とりつくろいのためのみみっちい話で、国民の米の非常時とは思えない。100万トン以上出さないと価格は動かない。
不足した原因を発表せず、「今年も不足する可能性がある」などど、批判を受けることを事前にかわそうとしています。
昨年、農相は「新米が出たら供給が足りて、価格も下がり安定する。」とはっきり言ったではありませんか。それでも、米価は今も2倍を超えており、「効果がなければ追加する」など、どこから出て来るのでしょうか? 自分達に払った税金が、高い米価格維持のために使われていて、その高い米を買わなければいけないのはどう考えてもおかしい。安くておいしい米を作りたい人には作らせて、良質な米は、買いたい人がいれば輸出するにも補助金など不要です。国と農水省の目が「自分の国と国民」に向いておらず、行政の方向性が間違っているのです。。
もともと、日本人は、「もの静かな国民」というイメージがありました。
でも、そろそろ、「おかしいことはおかしいと発言し、情報の不足や間違いは問いを出して追求して変えさせる」ことをしないといけない時代になってきた気がします。私達の生活や国がつぶれてしまいます。
いつも言っていますが、国民・県民・市民・町民・村民のための仕事をするのがそれぞれの役所・行政の仕事です。窓口や庁舎内の人は一生懸命に仕事をしていますが、自治体や行政全体がこれまでやってきたやり方を続けているだけで時代に対応していない、そのことが問題なのです。時代に合わせて必要なコトを迅速にやることが必要で、世界と日本の流れをとらえて、この先に何が必要なのかを見極めて、方向を決めないといけません。
本当におかしいです。