80歳の1年間2018年11月01日

昨日で80歳の1年間が終わり、本日、81歳になりました。
まずは、この1年365日無事に過ごすことができましたこと、皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

この1年を振り返ると、とても目まぐるしい毎日でした。
年が明けて春になった頃、テレビの「カンブリア宮殿」から出演の話をいただきました。初めてスタッフの方とお会いした時に、「こんな小さなチェーンで会社組織もまだしっかりしていないのにいいんですか?」と思わず聞き返したものです。しかし、結果としては「高倉町珈琲」を多くの人に知っていただく最大の媒体となりました。そして、これが会社としてのひとつの転機となりました。

また、思いがけずに日本経済新聞の「私の履歴書」掲載のお話をいただきました。一昨年、同社の「日経MJ」という新聞に「History 暮らしを越えた立役者」というコーナーの連載記事が掲載され、昨年にはそれがまとめられて単行本として発刊されました。その時の土台がありましたが、一か月間の本紙掲載というのは大きなお話でした。お蔭様で多くの方々に私のことや高倉町珈琲のことを知っていただくことができました。
私としても、80歳の区切りにあたって自分の人生を振り返り、いろいろなことを思い出したり、築地の話の頃に会社名が出たと連絡をいただいた方とお会いしたりしました。お見えになった方といっても、私が築地にいた頃には生まれていたかどうかというご年齢でした。ここでも自分で「随分前の話なんだなあ」と思いました。

そのほかにも、先のテレビや新聞をご縁に、または全然別のきっかけで、多くの方からの電話やメール、取材や面談、いろいろな方に会ってお話したりする機会をいただきました。こちらもありがとうございました。

さて、日々、感じることは「老いたなあ」ということです。
例えば、「八王子」と言っているつもりで実際には「国立」と言っていたり、ゴルフではドライバーの飛距離が短くなるばかりだったり、食べたくてもお腹に入る量が減ってしまったり、そんな肉体的なことです。

でも、「お若いですね」と言われては「やりたいことをやっているだけですから、まだ老けるわけにはいかないんです。」と答えています。今年は会社の転機、高倉町珈琲は20店にもなって、一緒に働く仲間も増えました。
これまで何度も挑戦してきたけれど、まだまだ、やりとげていない理想の店と会社づくり、そのために本日からまた毎日、努力を続けていこうと思います。これは、生きる気持ちと意志を強く持つこと、つまり人としての「いつも新鮮」です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。