最近の世の中は、おかしなことばかりです。
昨年、一度、米の話をしましたが、先日、やっと「備蓄米の放出」が発表されましたが、とにかく遅い。
発表から放出までの時間が長く、放出量は不足解消にはほど遠い21万トンという少量、とりつくろいのためのみみっちい話で、国民の米の非常時とは思えない。100万トン以上出さないと価格は動かない。
不足した原因を発表せず、「今年も不足する可能性がある」などど、批判を受けることを事前にかわそうとしています。
昨年、農相は「新米が出たら供給が足りて、価格も下がり安定する。」とはっきり言ったではありませんか。それでも、米価は今も2倍を超えており、「効果がなければ追加する」など、どこから出て来るのでしょうか? 自分達に払った税金が、高い米価格維持のために使われていて、その高い米を買わなければいけないのはどう考えてもおかしい。安くておいしい米を作りたい人には作らせて、良質な米は、買いたい人がいれば輸出するにも補助金など不要です。国と農水省の目が「自分の国と国民」に向いておらず、行政の方向性が間違っているのです。。
もともと、日本人は、「もの静かな国民」というイメージがありました。
でも、そろそろ、「おかしいことはおかしいと発言し、情報の不足や間違いは問いを出して追求して変えさせる」ことをしないといけない時代になってきた気がします。私達の生活や国がつぶれてしまいます。
いつも言っていますが、国民・県民・市民・町民・村民のための仕事をするのがそれぞれの役所・行政の仕事です。窓口や庁舎内の人は一生懸命に仕事をしていますが、自治体や行政全体がこれまでやってきたやり方を続けているだけで時代に対応していない、そのことが問題なのです。時代に合わせて必要なコトを迅速にやることが必要で、世界と日本の流れをとらえて、この先に何が必要なのかを見極めて、方向を決めないといけません。
本当におかしいです。
薬の話2024年10月11日
先日、病院の処方箋を持って薬局に行ったら「その薬はもうない」と言われました。
日本の大手製薬会社が「処方薬」としての製造を終了したのだそうです。
でも、同じ薬を「市販薬」として売り出していますとのこと、仕方がないので買って帰りました。
もちろん保険はききません。とてもおかしいことだと思います。
私の知人は、市販薬としての販売もしていない薬がなくなるそうでとても困っていました。
また、「ジェネリック医薬品(後発医薬品=特許の切れた新薬と同じ成分の薬等)を使って医療費が増えないようにしましょう。」と言って保険証に貼る「ジェネリック医薬品を希望します」というシールまで出していたのに、会社が行政指導を受けたので、その薬の生産量が極端に少なくなり入手できないと言われました。
これは私が感じることですが、厚生労働省が「医療費削減のため、製薬会社には処方薬を作らせずに、患者には市販薬を買わせる」ようにしている気がするのです。どう考えても話の筋が通らない。
筋の通らないことを私達は許して放置してはならないのです。
国は国民の命を守り生活を良くするのが仕事、政治家も役人も医者も製薬会社も病院も、それができないならやめて欲しいです。商売としては、国民・患者はお客様、お客様の役に立たないなら仕事をしていることにならない、人の社会が成り立たないことを忘れている気がしてなりません。
日本の大手製薬会社が「処方薬」としての製造を終了したのだそうです。
でも、同じ薬を「市販薬」として売り出していますとのこと、仕方がないので買って帰りました。
もちろん保険はききません。とてもおかしいことだと思います。
私の知人は、市販薬としての販売もしていない薬がなくなるそうでとても困っていました。
また、「ジェネリック医薬品(後発医薬品=特許の切れた新薬と同じ成分の薬等)を使って医療費が増えないようにしましょう。」と言って保険証に貼る「ジェネリック医薬品を希望します」というシールまで出していたのに、会社が行政指導を受けたので、その薬の生産量が極端に少なくなり入手できないと言われました。
これは私が感じることですが、厚生労働省が「医療費削減のため、製薬会社には処方薬を作らせずに、患者には市販薬を買わせる」ようにしている気がするのです。どう考えても話の筋が通らない。
筋の通らないことを私達は許して放置してはならないのです。
国は国民の命を守り生活を良くするのが仕事、政治家も役人も医者も製薬会社も病院も、それができないならやめて欲しいです。商売としては、国民・患者はお客様、お客様の役に立たないなら仕事をしていることにならない、人の社会が成り立たないことを忘れている気がしてなりません。
最近買った車2024年04月19日
最近買った車
今日からは、世の中で「おかしい」ことを皆さんと考えたいと思います。まずは車のこと。
今年になってから、十数年乗っていた車を新車に替えた。
もう三ヶ月経ったが、私は毎日「だれのための車なんだ!」とプンプンしています。
その理由は、「乗って楽しくない、楽しくないと便利さも感じない」から。
私が乗る車は、運転手が役員やお客様を乗せて走るタイプのちょっといい国産車、それなのに、乗る人への配慮が足りない。
運転席のまわりはまるで飛行機のコックピットのようで、使いやすくて便利だと運転手が言っています。 運転するには快適なようです。
でも、肝心の私が座る席まわりが不便!
まず、乗り降りがしづらい。テレビについては、見やすい高さなのは良いが、画面がトンネルで暗くなってしまう、位置が変えられない、後席の左右に2台の画面がある(いらない)。運転席と助手席のシートベルトは受け口に入れやすいのに、後席は入れにくい。日除けの開閉がやりにくい。室内照明が暗くて見えにくい。良いことよりも悪いことが多い。
そして、ひとつひとつ改善して変えて欲しいと言った結果、私が一番問題だと思うのは、その答えとして、全て「できない」と言われて終ったことです。お客様の声は聞くだけなのか?
昔々のこと、「新車は発売から一年経ってから買え。」と言われてものです。色々な不具合が見つかるからです。今の売り方は、ダメなことがあったらリコールするからいいんだと売っているように感じます。 消費者をバカにしていませんか?
車を売って利益が出たら、それは会社のものです。社長個人や株主投資家だけのものではありません。 従業員にも配分し、会社の未来と成長のための基本となるコストなのです。
それなのに、「もっともっと利益を出せ」ということが、結果的には、お客様に迷惑をかける。
本末転倒。
今日からは、世の中で「おかしい」ことを皆さんと考えたいと思います。まずは車のこと。
今年になってから、十数年乗っていた車を新車に替えた。
もう三ヶ月経ったが、私は毎日「だれのための車なんだ!」とプンプンしています。
その理由は、「乗って楽しくない、楽しくないと便利さも感じない」から。
私が乗る車は、運転手が役員やお客様を乗せて走るタイプのちょっといい国産車、それなのに、乗る人への配慮が足りない。
運転席のまわりはまるで飛行機のコックピットのようで、使いやすくて便利だと運転手が言っています。 運転するには快適なようです。
でも、肝心の私が座る席まわりが不便!
まず、乗り降りがしづらい。テレビについては、見やすい高さなのは良いが、画面がトンネルで暗くなってしまう、位置が変えられない、後席の左右に2台の画面がある(いらない)。運転席と助手席のシートベルトは受け口に入れやすいのに、後席は入れにくい。日除けの開閉がやりにくい。室内照明が暗くて見えにくい。良いことよりも悪いことが多い。
そして、ひとつひとつ改善して変えて欲しいと言った結果、私が一番問題だと思うのは、その答えとして、全て「できない」と言われて終ったことです。お客様の声は聞くだけなのか?
昔々のこと、「新車は発売から一年経ってから買え。」と言われてものです。色々な不具合が見つかるからです。今の売り方は、ダメなことがあったらリコールするからいいんだと売っているように感じます。 消費者をバカにしていませんか?
車を売って利益が出たら、それは会社のものです。社長個人や株主投資家だけのものではありません。 従業員にも配分し、会社の未来と成長のための基本となるコストなのです。
それなのに、「もっともっと利益を出せ」ということが、結果的には、お客様に迷惑をかける。
本末転倒。
商売と経営のバランス2024年03月28日
このところ、「お客様軽視」による事故や不具合、健康被害などが続いているように思います。飛行中にドアが外れて落ちる旅客機、乗る人が不便で快適でない車、飲み続けていたら病気になり死んでしまった人も出たと考えられるサプリメント、ひどい・悲しい・不安なことばかりです。
なぜ、こうなってしまったのでしょうか。
私は商売と経営のバランスが崩れたからだと思っています。
「商売」というのはお客様の生活や心を豊かにするモノやコトを提案し続けることです。だから「お客様のために」最大の努力をしたいところですが、100%それだけをやると会社の事業としての存続や働く人の生活が危うくなる可能性があります。そこで、商売を続けていく、無理のない拡大をして、利益を得るいいやり方を考えて実践するのが「経営」です。自分達の会社はどのレベルの商品をお届けするのかを思想として全社で共有する必要があります。
このバランスは、事業の質による違いはありますが、その基本は「お客様最優先」という考え方です。
冒頭のことは、お客様なしでは商売も経営もないということを無視した結果ではないでしょうか?
「利益優先」「投資家優先」の優先度を高めてお客様を軽視したら、お客様自体がいなくなってしまうという当然のことを忘れているのではないでしょうか?
そのことをわからない会社の将来はないと思います。
だから、いい人を育てて、いい会社にして、いい会社であり続けることが大切なのです。
なぜ、こうなってしまったのでしょうか。
私は商売と経営のバランスが崩れたからだと思っています。
「商売」というのはお客様の生活や心を豊かにするモノやコトを提案し続けることです。だから「お客様のために」最大の努力をしたいところですが、100%それだけをやると会社の事業としての存続や働く人の生活が危うくなる可能性があります。そこで、商売を続けていく、無理のない拡大をして、利益を得るいいやり方を考えて実践するのが「経営」です。自分達の会社はどのレベルの商品をお届けするのかを思想として全社で共有する必要があります。
このバランスは、事業の質による違いはありますが、その基本は「お客様最優先」という考え方です。
冒頭のことは、お客様なしでは商売も経営もないということを無視した結果ではないでしょうか?
「利益優先」「投資家優先」の優先度を高めてお客様を軽視したら、お客様自体がいなくなってしまうという当然のことを忘れているのではないでしょうか?
そのことをわからない会社の将来はないと思います。
だから、いい人を育てて、いい会社にして、いい会社であり続けることが大切なのです。