「いい店」は「地域一番店」への道の始まり2024年07月19日

私はいつも「地域一番店」になろうと言っていますが、お客様が店を評価するのには、順番があります。
まず、初めてのご来店で「また来よう」と思ったかどうか。
おいしかった、楽しかった、気持ち良かった、きれいな店だった、働く人が良かった、など、何かいいことを感じたかどうかです。

だから私達は、きれいな空間と設備で笑顔でお迎えし、清潔なキッチンでおいしい料理をつくるのです。
そして、それが喜んでいただけたら「何かの時に来よう」と思える「いい店」に近づきます。
人と会うから、記念日だから、折々に使っていただけるということです。

その次は、「何もなくても行きたい」と思える店、「行くのがうれしい店」になります。
「○○だから」という理由や口実はいらないのです。

その結果、目指したいのは「ないと困る」と思える「大切な店」です。
お客様の生活の一部となって、心を豊かにする存在でありたい、働く人の心があふれているお店です。
私達は、いい店を磨き続けて、よそにない「地域一番店」にしていきましょう。
せっかく開店した店がなくなってしまうことは、不便だしとても悲しいことですから。

所沢店オープン2024年06月21日

所沢店がオープンしました。
店長と働く仲間の皆さん、おめでとう。

昨日のセレモニーでは、皆さんの元気な声と笑顔があふれていてうれしかったです。
設計・建築・工事の皆さんのおかげでいいお店の建物が出来ました。ありがとうございました。
そして今日からは、皆さんの仕事への取組みが「いい店」になるかどうかの決め手になります。

高倉町珈琲は「食堂」ではなく「レストラン」です。
その違いは、「お腹を満たす」だけではなく「心も満たす」のが私達の役割だと思うからです。
清潔できれいな店舗で、おいしい料理で、笑顔で親切な接客で、お客様をお迎えして、気持ち良くお帰りいただくことです。はっきりした数字ではありませんが、例えば、料理が6割・接客が3割・建物が1割、それら全てを揃えてお客様に「高倉町珈琲」という「コトだけではない価値」を楽しんでいただくのです。
レストランで重要なのが、「技術」と「接客」です。働く人が調理や仕事の技術を高めて、人間力を高める、それはその人の力となると思うのです。

さあ、全員で、笑顔で、お客様をお迎えしましょう。

最近買った車2024年04月19日

最近買った車

今日からは、世の中で「おかしい」ことを皆さんと考えたいと思います。まずは車のこと。

今年になってから、十数年乗っていた車を新車に替えた。
もう三ヶ月経ったが、私は毎日「だれのための車なんだ!」とプンプンしています。
その理由は、「乗って楽しくない、楽しくないと便利さも感じない」から。
私が乗る車は、運転手が役員やお客様を乗せて走るタイプのちょっといい国産車、それなのに、乗る人への配慮が足りない。

運転席のまわりはまるで飛行機のコックピットのようで、使いやすくて便利だと運転手が言っています。 運転するには快適なようです。

でも、肝心の私が座る席まわりが不便!
まず、乗り降りがしづらい。テレビについては、見やすい高さなのは良いが、画面がトンネルで暗くなってしまう、位置が変えられない、後席の左右に2台の画面がある(いらない)。運転席と助手席のシートベルトは受け口に入れやすいのに、後席は入れにくい。日除けの開閉がやりにくい。室内照明が暗くて見えにくい。良いことよりも悪いことが多い。

そして、ひとつひとつ改善して変えて欲しいと言った結果、私が一番問題だと思うのは、その答えとして、全て「できない」と言われて終ったことです。お客様の声は聞くだけなのか?

昔々のこと、「新車は発売から一年経ってから買え。」と言われてものです。色々な不具合が見つかるからです。今の売り方は、ダメなことがあったらリコールするからいいんだと売っているように感じます。  消費者をバカにしていませんか?

車を売って利益が出たら、それは会社のものです。社長個人や株主投資家だけのものではありません。  従業員にも配分し、会社の未来と成長のための基本となるコストなのです。
それなのに、「もっともっと利益を出せ」ということが、結果的には、お客様に迷惑をかける。
本末転倒。

八街店オープン2024年03月29日

雨の中、八街店がオープンしました。
店長と働く仲間の皆さん、おめでとう。

八街店は、地主である「オランダ家」さんとのご縁でオープンできたお店です。
高倉町珈琲の玄関の向かいにオランダ家の玄関があります。
オランダ家と言えば、千葉の方々にはおなじみのお菓子屋さんですね。
原材料にこだわり、品質を大事にして、おいしくて楽しいお菓子を売っています。
そして、その安全性が信頼につながっているのでお客様が安心して買ってくださるのだと思います。
そんな会社としての思想が、高倉町珈琲と同質なので、共感から共働につながると思うのです。

そこで八街店では、オープン時の取組みとして、オランダ家で売っているケーキを高倉町珈琲で同じ値段で食べていただくことにしました。オランダ家でケーキを見ていてどんな味か迷ったら高倉町珈琲で食べてみる、高倉町珈琲でケーキを食べておいしかったらオランダ家でお土産に買って帰ることができます。楽しいことだと思いませんか? 働く人は張り切って、お客様にはもっと喜んでいただける、そんな気がします。

昨日のセレモニーでは、店長も働く仲間達も元気で笑顔で安心しました。
店長の「チーム高倉町珈琲」という言葉は、全国で働く高倉町珈琲の仲間に届くと思います。
「お客様によく接していいお店にしていく」という想いは、皆が同じだからです。
あるお客様から、高倉町珈琲でケーキ選びに迷っていたら「オランダ家のケーキの私のお勧めは○○です。」と言ってくれた人がいたと、驚きと喜びの言葉をいただきました。八街はオランダ家と高倉町珈琲で元気にしたい、それには働く人が楽しむことも大切なんです。

繰り返しになりますが、お店が「いい店」になるかどうかは働く人次第です。
さあ、全員で、笑顔で気持ち新たに、地域のお客様をお迎えしましょう。